敬語の間違い

はあもにい

2010年06月23日 02:18

6月22日(火)



FMおかざきの日

ラジオ局という放送局の人間として、
教育に携わる人間として、

最近、敬語の間違いがとても気になります。

先日の結婚披露宴でも、
司会の人が
過度の謙譲語や二重敬語を連発
しており、
正しい日本語を使ってほしいと悲しい想いをしました。

・「ご両家様、ご新郎様、ご新婦様」 → ご両家、新郎、新婦
・「お進みなさってください」→お進みください
・「ご祝辞を賜りたくお願いしたいと思います」 → ご祝辞をお願い申し上げます。

本日、日本語教師養成をしている
YAMASA言語文化学院の方と打ち合わせをしても
同じ想いをしていることがわかりました。

敬語の間違いが増えていると思う人が8割を超え、
自分の使っている敬語に自信のない人は4割に近い

そうですが・・・

・誤「山田さんがお話しなされたようにこの資料はお役に立ちます」
 正「山田さんがお話しになったようにこの資料は役立ちます」


・誤「社長が申されたことに賛成いたします」
 正「社長が言われたことに賛成いたします」


・誤「この電車にはご乗車できません」
 正「この電車にはご乗車になれません」

さて、下記の5問は、ファミコン言葉と言い、
若者の間でよく使われている間違った敬語です。

※ファミコン言葉
 
 ファミリーレストランやコンビニなどで
 よく間違って使われている言葉

Q1:この商品でよろしかったでしょうか? →

Q2:1000円のほうからお預かりいたします。 →

Q3:たばこの方は吸われますか?→

Q4:ほかに何かありますでしょうか?→

Q5:どちらにいたしましょうか?→

自分自身も美しい日本語を使うように精進して参ります。