敬語の間違い
6月22日(火)
FMおかざきの日
ラジオ局という放送局の人間として、
教育に携わる人間として、
最近、
敬語の間違いがとても気になります。
先日の結婚披露宴でも、
司会の人が
過度の謙譲語や二重敬語を連発
しており、
正しい日本語を使ってほしいと悲しい想いをしました。
・「ご両家様、ご新郎様、ご新婦様」 → ご両家、新郎、新婦
・「お進みなさってください」→お進みください
・「ご祝辞を賜りたくお願いしたいと思います」 → ご祝辞をお願い申し上げます。
本日、日本語教師養成をしている
YAMASA言語文化学院の方と打ち合わせをしても
同じ想いをしていることがわかりました。
敬語の間違いが増えていると思う人が8割を超え、
自分の使っている敬語に自信のない人は4割に近い
そうですが・・・
・誤「山田さんがお話しなされたようにこの資料はお役に立ちます」
正「山田さんがお話しになったようにこの資料は役立ちます」
・誤「社長が申されたことに賛成いたします」
正「社長が言われたことに賛成いたします」
・誤「この電車にはご乗車できません」
正「この電車にはご乗車になれません」
さて、下記の5問は、ファミコン言葉と言い、
若者の間でよく使われている間違った敬語です。
※ファミコン言葉
ファミリーレストランやコンビニなどで
よく間違って使われている言葉
Q1:この商品でよろしかったでしょうか? →
Q2:1000円のほうからお預かりいたします。 →
Q3:たばこの方は吸われますか?→
Q4:ほかに何かありますでしょうか?→
Q5:どちらにいたしましょうか?→
自分自身も美しい日本語を使うように精進して参ります。